
培養アストロサイトのミトコンドリアのライブイメージング
MitoTimerバイオセンサーを導入した培養アストロサイトのミトコンドリアをタイムラプスイメージングするための手法と、ミトコンドリアのダイナミクス、運動性、形態、生合成、酸化還元状態、代謝などの複数パラメータを用いた、画像取得後の解析について紹介します。
MitoTimerバイオセンサーを導入した培養アストロサイトのミトコンドリアをタイムラプスイメージングするための手法と、ミトコンドリアのダイナミクス、運動性、形態、生合成、酸化還元状態、代謝などの複数パラメータを用いた、画像取得後の解析について紹介します。
マウスの海馬および大脳皮質の培養組織切片内にあるニューロンとアストロサイトにおいて、FRETベースのATPバイオセンサーを細胞型特異的に発現させ、イメージングする手法についてご説明します。ドナーとアクセプターのそれぞれの蛍光波長が同時に取得できる蛍光分光器を正立蛍光顕微鏡に搭載して、イメージングを行います。
超解像構造化照明顕微鏡法(SIM)の使用により、回折限界を超えて枯草菌芽胞のイメージングが可能です。従来の蛍光観察よりも高い空間分解能で、ゲルミノソーム(発芽タンパク質のクラスター)と胞子膜の可視化を実現します。
スーパー抗原(ブドウ球菌エンテロトキシンE型)を提示するRajiリンパ芽球様細胞とJurkat Tリンパ球細胞とで構成される、標準的な細胞シナプスモデルを蛍光タイムラプスイメージングし、続けてデコンボリューション解析を行います。これにより、免疫シナプス(IS)の形成や輸送活動が可視化できます。
一台の顕微鏡で、蛍光観察、超解像一分子ローカライゼーション観察(SMLM)、市販の装置による一分子フェルスター共鳴エネルギー移動(smFRET)観察が行える、マルチモードイメージングシステムについてご説明します。また、TIRF装置を搭載した顕微鏡を使用してSMLMとsmFRET観察を行うことで、画像のS/N比や光学セクショニング性能の向上が可能です。
生細胞超解像イメージングを全反射蛍光観察と組み合わせることにより、T細胞の免疫学的シナプスにおける線維状アクチンの流速や方向性が研究でき、時空間画像相関スペクトル法によって定量化が可能です。
生細胞イメージングにより、アルファヘルペスウイルス感染症の順行性輸送および細胞内伝播の動態が解析できます。蛍光融合タンパク質を発現した組み換えウイルス株を利用し、初代神経細胞の感染におけるウイルス集合を、可視化する手法を紹介します。
アメフラシの神経節標本において、細胞内遊離カルシウム濃度とシナプス効力の変化を同時にモニタリングしました。細胞内カルシウムをカルシウムオレンジ蛍光色素で画像化し、鋭利な細胞内電極を使用してシナプス伝達の誘導を行い、モニタリングします。
蛍光標識細胞とタイムラプスイメージングを利用して、卵巣がん多細胞スフェロイドと中皮細胞単分子層との相互作用の画像化および定量測定を行う、中皮クリアランス分析について紹介します。
構造化照明顕微鏡法(SIM)を使用して、生体外の海馬ニューロン樹状突起スパインをイメージングする実用プロトコルを紹介します。SIMによる超解像イメージングは、3次元において光の回折限界を大きく超える高い画像解像度が得られるため、個々の樹状突起スパインを詳細にイメージングできます。
がん幹細胞移動の研究に用いられる区分化マイクロ流体素子について紹介します。運動性の高いがん細胞を単離することにより、攻撃的な浸潤の分子メカニズムの解明が可能になり、将来のより効率的な治療を実現する可能性があります。
ビデオバイオインフォマティクスの手法を使用した、ヒト胚性幹細胞のコロニー成長の測定方法を実演します。
遺伝的に符号化されたカルシウム指示薬エクオリンまたはCase12を使用し、シロイヌナズナの細胞および組織において、時空間的Ca2+シグナル伝達に誘発される非生物的ストレスをモニタリングする手法を紹介します。
2光子励起タイムラプスイメージングを利用し、軸索およびミエリンの損傷の動態を同時にリアルタイムに可視化するプロトコルを紹介します。
*所属および掲載内容は取材当時のものです。