深部までクリアに明るく、安定して動態変化を観察でき、厚みのある細胞塊や組織に最適な対物レンズ
近年、脳や3D培養の研究分野の進歩に伴って厚みのある標本の使用が増加し、顕微鏡観察における深部イメージングは欠かせなくなっています。
ニコンのシリコーン浸対物レンズは、生体組織の深部までS/Nの高い、鮮明な観察が可能。広視野・高解像度・乾きにくいオイルによる快適な観察を特長としています。高度な色収差補正を可能にする新開発ガラスを採用した60X対物レンズを新たに加え、より高品質なイメージングを実現しました。
特長・機能
同じ浸液のままでの倍率切り替えを実現し、作業効率が向上
SIL25X
SIL40X
SIL60X
小腸エンテロイド(カドヘリン: Alexa Fluor® 555、核:DAPI)
ご協力:北海道大学大学院 先端生命科学研究院 細胞生物化学分野 自然免疫研究室 横井友樹先生、中村公則先生、綾部時芳先生
SIL100X
生きたサンプルの安定した観察
シリコーンオイルは37˚Cの環境下においても揮発性が低いため、浸液揮発の影響を受けず、生細胞の長時間タイムラプスイメージングにも最適です。
共焦点顕微鏡AXのDenoise.aiを使用することで、さらにクリアなサンプルの取得が可能です。