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CFI S プランフルオールシリーズ

プラスチック細胞培養皿を使用した観察に適した高解像度、大型FOV対物レンズ

幹細胞を用いた研究や創薬研究で有用な、長作動距離*1と高い開口数を両立した生物顕微鏡用対物レンズ CFI S Plan Fluor LWD 20XC、CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC は研究で多用されるプラスチック製容器の使用時にも、鮮明な画像を取得できます。

CFI S Plan Fluor LWD 20XCは、明視野観察、蛍光観察、微分干渉観察に使用可能、CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XC は、明視野観察、蛍光観察、位相差観察に使用可能です。

ダウンロード 生物顕微鏡用対物レンズ (9.21MB)


仕様

モデル

寸法

透過率

NA

WD

(mm)

カバーガラス厚

補正リング

観察

CFI S Plan Fluor LWD 20XCグラフ0.701.3-2.30-1.8BF, DF (ドライ/オイル), 微分干渉, POL, FL (可視光, UV)
CFI S Plan Fluor LWD ADM 20XCグラフ0.701.3-2.30-1.8BF, DF (ドライ/オイル), PH, FL (可視光, UV)

BF: 明視野
DF: 暗視野
PH: 位相差
POL: 簡易偏光
FL: 蛍光

*可能ですがお勧めしていません

** Eclipse Ti2-Eによる外部位相差観察が可能

特長・機能

長作動距離と高い開口数を両立

観察対象物と対物レンズの距離は、1.3mmから2.3mmの長作動距離を実現。底面が厚いプラスチック製容器を用いた観察や、高さのある細胞塊の観察にも対応します。また、高い開口数(NA)0.70により、明るさが求められる蛍光観察においても、鮮明な画像を短時間で取得できます。


視野数25mmの広視野観察に対応

研究用倒立顕微鏡ECLIPSE Ti2に対応した、20倍、視野数※225mmの広視野での観察が可能です。広範囲を効率的に観察し、多くの実験データを短時間で取得。細胞のスクリーニングや画像のタイリング※3の際に、高スループットを実現します。

*1作動距離:観察対象物に焦点を合わせたときの、対物レンズの先端から観察対象物までの距離。作動距離が長いと、対物レンズ切り替え時に観察対象物と対物レンズの接触を回避できるなど、さまざまな長所がある。
*2視野数:顕微鏡から取り出せる像の大きさ。
*3タイリング:隣り合う画像をつなぎあわせ、1枚の広範囲な画像をつくりだす方法。