N-STORM(Stochastic Optical Reconstruction Microscopy)法の原理
蛍光色素1分子ごとの位置情報を重ね合わせて、高分解能画像を再構築
一度にすべての蛍光分子を励起するのではなく、専用の試薬を用いて非常に弱い光で、蛍光分子をばらばらに、重複しないように活性化します。これに強い励起光を照射して蛍光画像を撮像し、分子ごとの2D位置情報をナノスケールの高精度で取得します。また、独自の3D-STORM光学系によりZ軸方向の位置情報も高精度に取得します。取得した点の3D位置情報を重ね合わせて画像演算によって一枚の超解像蛍光画像を構築します。