共焦点イメージング用ソフトウェアパッケージ
共焦点レーザー顕微鏡システムおよび多光子共焦点レーザー顕微鏡システム専用のインターフェイスです。顕微鏡のセットアップや操作が簡単に行えます。高度な画像取得、画像処理、解析、画像表示、データ共有機能など、NIS-Elements ARの多くの機能を搭載しています。
特長・機能
共焦点画像の解像度を向上するER
解像度の向上した共焦点画像を、ワンクリックで簡単に生成できます。ソフトウェアが取得画像を解析し、高解像度を実現するための最適な画像処理パラメーターを自動的に決定します。
以前に取得した共焦点顕微鏡画像についても、ERで解像度を向上できます。
解像度の向上
画像解像度とは、分解可能な2点間の最小距離で定義されます。従来の光学顕微鏡では、解像度の理論的な限界は約200nmとされていました。共焦点レーザー顕微鏡には、理論的にはそれ以上の高解像度を実現する能力がありますが、これまでは十分に発揮されていませんでした。ニコン独自の画像処理技術により、従来の共焦点画像を超える解像度を実現しました(XY方向に最大1.5倍、Z方向に最大1.7倍の向上)。