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AX / AX R with NSPARC

超解像共焦点レーザー顕微鏡システム

NIRイメージングオプション

NIRイメージングオプションを搭載することにより、従来の可視光による励起に加えて、近赤外光(以下NIR光)での励起が可能になります。多色蛍光イメージングにおいてより多くのチャンネルを取得できるため、複数の生体反応や構造情報の同時取得に貢献します。

ダウンロード 超解像共焦点レーザー顕微鏡システム AX / AX R with NSPARC (15.99MB)

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特長・機能

クリアで細胞にやさしい深部観察

NIR光は生体分子による光の吸収が小さく、散乱の影響も少ないため、生体試料の深部観察に適しています。また、NIR光は可視光よりもエネルギーが小さいため光毒性を抑えることができ、生体分子による自家蛍光が発生しにくいためクリアな生細胞イメージングが可能です。

DAPI

Alexa Fluor® 488

Alexa Fluor® 568

Alexa Fluor® 750

NIRイメージングオプションを使用し、可視光と近赤外光で取得したHeLa細胞の多重染色標本
核(DAPI)、アクチン(Alexa Fluor® 488)、チューブリン(Alexa Fluor® 568)、ミトコンドリア(Alexa Fluor® 750)

高い波長選択の自由度

730nmまたは785nmのNIRイメージングオプションを用いて励起範囲を拡張することで、紫から近赤外までの広い波長域で色素を励起できるため、クロストークを低減したイメージングを効果的に行えます。多重染色標本においてより詳細な構造を捉えることができます。

NIR蛍光色素の検出に最適な2つのPMTを選択可能

PMT-IRGA Ex Red GaAsPユニット(730nm励起用)またはPMT-GAS GaAsユニット(785nm励起用)を使用することにより、効率的にNIR蛍光色素を検出可能です。これらの検出器は、現在インストールされている可視光用の検出器ユニットと簡単に交換できます。