
NIRイメージングオプション
NIRイメージングオプションを搭載することにより、従来の可視光による励起に加えて、近赤外光(以下NIR光)での励起が可能になります。多色蛍光イメージングにおいてより多くのチャンネルを取得できるため、複数の生体反応や構造情報の同時取得に貢献します。

マージ画像
特長・機能
クリアで細胞にやさしい深部観察
NIR光は生体分子による光の吸収が小さく、散乱の影響も少ないため、生体試料の深部観察に適しています。また、NIR光は可視光よりもエネルギーが小さいため光毒性を抑えることができ、生体分子による自家蛍光が発生しにくいためクリアな生細胞イメージングが可能です。

DAPI

Alexa Fluor® 488

Alexa Fluor® 568

Alexa Fluor® 750
NIRイメージングオプションを使用し、可視光と近赤外光で取得したHeLa細胞の多重染色標本
核(DAPI)、アクチン(Alexa Fluor® 488)、チューブリン(Alexa Fluor® 568)、ミトコンドリア(Alexa Fluor® 750)