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ECLIPSE Ts2

培養倒立顕微鏡

どんなラボにもフィットする「シンプル&コンパクト」

信頼性の高いCFI60システムを搭載。透過/蛍光照明にLEDを採用し、明るく鮮明な観察像を実現しました。培養細胞などの生きたサンプルも、素早く観察することが可能です。操作性も格段に向上させ、基礎研究の核となる細胞観察をサポートします。

ダウンロード 培養倒立顕微鏡 ECLIPSE Ts2 (5.55MB)


特長・機能

快適なオペレーション

本体前面にボタンを配置することで、光源のオン/オフを手元で行うことが可能です。さらに、透過/蛍光機(Ts2-FL)も本体前面のボタンにより透過と蛍光の切り替えが快適に行えます。透過観察は左側、蛍光観察は右側に操作系を割り振っているため、どちらの観察法でもシンプルで直感的な操作が可能です。


LED光源で簡単・快適蛍光観察

蛍光観察の照明系の光軸が調整済みであり、どなたでも簡単に確実な観察が可能です。蛍光LED光源の採用により、点灯から検鏡までの待機時間が大幅に短縮されました。
明るい室内での蛍光観察を可能にするコントラストシールド(オプション)もご用意しています。


観察しやすさを追求した基本光学性能

透過/蛍光(蛍光はTs2-FLのみ)観察ともLED光源を採用しました。どちらの光源も長寿命で観察中のランプ切れの心配がありません。また必要な機能をコンパクトにおさめているため顕微鏡の調整時間が軽減され、観察者は検鏡に集中できます。


操作性の向上したメカニカルステージ(オプション)

標準のプレーンステージに装着する高機能メカニカルステージは、ウェルプレートをそのままはめ込むことができ、各種ホルダーを用いると、様々な大きさや形状の標本を保持できます。また、ホルダー枠を外すと、メカニカルステージに収まらない大容量のフラスコもステージに載せて観察できます。


新観察法「エンボスコントラスト」

これまで厚みのある標本は、光学部品が必要な微分干渉や専用対物レンズを必要とするモジュレーションコントラスト(NAMC)で観察してきました。
エンボスコントラストは明視野用対物レンズと2つの専用スライダーを用いて、位相差観察では観察しにくい厚みのある標本でもギラツキのない立体的な観察像が得られます。

NAMC観察 / 20×

エンボスコントラスト観察 / 20×

従来機/Ts2によるモジュレーションコントラストの比較


コンパクトかつ安定性に優れた筐体

透過観察専用の「Ts2」と、透過/蛍光観察が可能な「Ts2-FL」の2機種をご用意。蛍光LED光源など主要なモジュールすべてを内蔵。従来の蛍光装置にあった調整部を不要とし、蛍光顕微鏡としてすっきりしたフォルムを実現しました。ボディの強度や高い防振性により安定した観察を実現します。

また、カメラポートの取り付け位置を鏡筒側面にすることで、ステージ上の視認性を大幅に向上しました。