
イメージングワークフローを効率化しデータ取得をアシスト

特長・機能
暗室不要なベンチトップ型倒立顕微鏡

実験台の上に設置いただけるため、他の実験と同じ流れの中でお使いいただけます。
最小限の操作で最大限のデータを提供するハードウェアとソフトウェアをご用意しています。

専用ソフトをお使いいただく事で、アッセイに最適化されたフローを自動で実行可能です。
※アッセイの実行には規定の条件が必要です。条件の詳細はお問い合わせください。
スタンダードアッセイ



Cell Counting (proliferation)
ライブサンプルの細胞核の数とウェル全体に対する細胞占有面積率の経時変化を測定



オプションアッセイ









Neurite Outgrowth
神経細胞が形成する突起の長さや数を測定

Wound Healing
人為的に形成した創傷領域を細胞が埋めた量の経時変化を測定

Cell Cycle (Fucci)
細胞周期段階を可視化可能なFucciを発現する細胞を用い、各細胞周期段階の細胞の割合を計測
AIを搭載した新ワークフロー
ECLIPSE Ji専用ソフトウェアNIS-Elements SEには独自開発のAIを多数搭載。撮影とデータ取得の成功率を向上させる新ワークフローを実現しています。
Input | Output | ||
---|---|---|---|
![]() サンプルセット | ![]() 画像ソフトウェアで アッセイ選定/ 基本情報入力 | ![]() 撮影結果・解析結果を確認 | ![]() レポートの出力 |
step 1 | step 2 | step 3 | step 4 |
ECLIPSE Ji | プレ撮影AI がプレート状態を自動判定& 露光条件を自動調整 |
本撮影・解析・表示最適化された撮影条件で 自動撮影、データ抽出、グラフ化 |
レポーティングワンボタンで データエクスポート |
面倒な作業は自動化する時代
Deep LearningをベースとしたAIが撮影設定や画像解析を代わりに実行してくれます。セッティングから解放され、研究者はより有意義に時間を使えます。

プレート種を自動判定
リストからプレートを選び出す必要はありません。ウェル数と容器の底面厚から、プレートタイプを自動で判定できます。
撮影範囲の候補を判定
細胞の入っているウェルを自動で検出・提示してくれます。
最適な露光条件を自動計算
光量や露光時間の面倒なチューニングは必要ありません。全ウェルの輝度値から、画像解析に最適な露光条件を自動で算出してくれます。
プレートの傾きを自動補正
アライメント作業は不要です。プレート位置を自動検出・補正してくれます。
研究の可能性を広げる拡張性
ニコンの技術力をもって実現した、1台2役の新設計。アッセイ用途だけではなく一般の研究用顕微鏡としてもご利用いただけます。ご研究内容に合わせて共焦点顕微鏡AXや高感度カメラ、ライブ観察用にステージトップインキュベーターを接続することも可能です。顕微鏡専用ソフトウェアで制御いただけます。
(研究モードではアッセイはご利用いただけません)

※実際の製品と、仕様・デザインが異なる場合があります。