アプリケーションノート
AI-driven 全自動スマートイメージングシステムECLIPSE Jiを用いて小核を持つ細胞の割合を算出
2024年1月
遺伝毒性を有する物質は、染色体異常を誘発し、細胞分裂時に小核を形成することが知られています。小核試験は、染色体異常により形成された小核を指標にした遺伝毒性の試験方法です。NIS-Elements Smart Experiment (SE) ソフトウェアを搭載した ECLIPSE Ji デジタル倒立顕微鏡は、画像取得から解析、データの視覚化までの自動化されたシームレスなイメージング ワークフローを可能にします。本アプリケーションノートでは、遺伝毒性を有するMitomycin Cで細胞を処理し、小核試験モジュールを使用して小核を有する細胞の割合を算出する例を紹介します。