アプリケーションノート

AI-driven 全自動スマートイメージングシステムECLIPSE Jiを用いたエンドサイトーシスの解析

2024年1月

エンドサイトーシスは、細胞外物質が細胞に取り込まれ、利用または分解される基本的な細胞プロセスです。小さな病原体やウィルスの感染経路としても知られています。エンドサイトーシスを観察すると、候補薬や病原体などの様々な物質に対する細胞反応について有益な洞察が得られます。NIS-Elements Smart Experiment (SE) ソフトウェアを搭載した ECLIPSE Ji デジタル倒立顕微鏡は、画像取得から解析、データの視覚化までの自動化されたシームレスなイメージング ワークフローを可能にします。本アプリケーションノートでは、Smart ExperimentのEndocytosisモジュールを使用して、A431細胞に取り込まれた蛍光標識デキストランの蛍光強度と分布を測定することによりエンドサイトーシスの活性を定量した例を紹介します。