Nikon Healthcare: A Century of Microscopy
株式会社ニコンソリューションズ | Japan
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一般的な顕微鏡の観察法は、標本を透過または反射した光を観察する明視野観察と言われるものです。この他に、暗視野観察/位相差観察/微分干渉観察/蛍光観察/偏光観察などがあります。観察法は、観察する標本、研究目的によって選択します。研究用と呼ばれるクラスの顕微鏡では、アクセサリを交換あるいは追加して、明視野観察以外の観察も行なえるようになっています。
腹壁筋 10X
特殊なコンデンサを使用することで、標本を斜めから照明して標本により散乱した光を観察します。明視野観察と異なり、対物レンズに照明光が入らないので、視野は暗くなります。
主な用途
腹壁筋 10X
光の回折と干渉という現象を利用して、透明な標本に明暗のコントラストを付けて観察します。明視野観察のように標本を染色する必要がないので、生きたままの標本を観察できます。
主な用途
腹壁筋 10X
無染色の標本を光が通過する際の屈折率の違いや、標本表面の形状による光路差(光の進み方の違い)を明暗のコントラストに変えて観察します。位相差観察と同様、生きたままの標本を観察できます。但し、位相差観察よりも、厚い標本に適しています。
主な用途
牛の首の神経細胞 40X
特定の波長の光で照明して、標本や対象物から出る蛍光を観察します。
主な用途
ポリプロピレン 10X
標本の偏光特性を明暗のコントラストや色の変化にして観察します。
主な用途