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SMZ1270 / SMZ1270i

システム実体顕微鏡

進化し続ける実体顕微鏡のスタンダード

SMZ1270 / 1270iは、クラス最高の12.7倍ズーム(倍率範囲0.63x-8x)を搭載。

最先端の光学系が、視野全体にわたって明るくシャープな像を実現します。低倍率時は広視野のため、観察対象の確認が容易です。SMZ1270iは、倍率情報の自動検出が可能なインテリジェント機能を搭載しています。

ダウンロード 実体顕微鏡総合カタログ (10.64MB)


特長・機能

クラス最高のズーム比

SMZ1270/1270iはクラス最高のズーム比12.7:1(0.63x-8x)を実現。スクリーニング作業に有効な35mmペトリディッシュ全体の観察*から、細胞組織の観察で必要とされる高倍率観察までを1台でカバーします。

*1x対物レンズ使用、最低ズーム倍率時。

ズーム0.63X

サンプル:セナガアナバチ

ズーム8X


優れた色収差補正

SMZ1270 / 1270iズームボディはアポクロマート光学系を採用し、優れた色収差補正を実現しました。ボケや色むらのない鮮明な画像が得られます。

アポクロマート光学系

(SMZ1270+プランアポクロマート1X / WFで撮影)

従来製品


高性能対物レンズ

プランアポクロマートWF対物レンズシリーズは、高NA・高解像度で像の平坦性に優れ、色収差も高度に補正。低倍率観察時も広い視野全体にわたって明るくムラのない像が得られます。さらに0.75X対物レンズが加わり、低倍率対物レンズのラインナップが拡大しました。


デジタルカメラとの連携

  • SMZ1270i

SMZ1270iは、画像ソフトウェアNIS-Elementsを使用して、ズーム倍率を検出できます。さらに状態検出レボルバーP-RNI2との組み合わせで、対物レンズ情報も取得できます。倍率情報にあわせて計測値が自動的に変更され、常に正確なスケールが表示されます。倍率情報は画像と共に保存されるため、撮影条件の記録が可能です。


対物レンズ簡単切替えと垂直視観察

レボルバーの使用により、対物レンズの切り替えが簡単に行えます。また、垂直視観察が可能なため、スルーホール底部の撮影や正確な簡易計測、およびズレのない全焦点画像撮影ができます。

垂直視観察

レボルバーなし

垂直視


快適な姿勢で観察

自然な姿勢で楽に観察できるよう、さまざまな俯角の鏡筒をご用意。観察者の体格に合わせて最適なアイレベルが得られます。また、プレーンスタンドやLED透過照明スタンドは薄型設計のため、試料の操作や交換が楽に行えます。

楽な観測姿勢

LED透過照明スタンドP-DSL32およびファイバー透過照明スタンドP-DSF32は、観察作業中にフォーカス調整が手元のダイヤルで行えます。


多彩なアクセサリーによる高い拡張性

従来のアクセサリーに加え、三眼鏡筒や薄型LEDスタンドなど上位機種と同等のアクセサリーが使用できます。さまざまなアプリケーションに対応する照明装置により、研究・開発分野の多様なご要望に最適な組み合わせを提供します。

サンプル:ショウジョウバエの成虫脳 GFP励起

作例ご提供:理化学研究所 脳科学総合研究センター知覚神経回路機構研究チーム チームリーダー 風間北斗先生

サンプル:繊維


透明サンプルに最適なOCC照明

透過照明スタンドには、ニコン独自の斜光照明「OCC照明」を内蔵。ゼブラフィッシュ胚の表面の凹凸など、透明な試料のコントラストを強調して観察できます。

OCC照明使用時
サンプル:バフンウニ2細胞期

通常の透過照明使用時

LED透過照明スタンドP-DSL32およびファイバー透過照明スタンドP-DSF32は、OCC照明の陰影の付き方を簡単に調整できます。