高い光学性能でのスライド撮影

特長・機能
高精度なスライド搬送と画像取得
スライドを高い精度で装着できるグリッパーを使用し、優れた再現性で慎重に搬送します。最大120枚のスライドを自動的に顕微鏡ステージ上へ配置できます。
スライドは独自の装着機構によりセットされます。スライドの水平性が保たれるため、サンプル全体を観察する際にオートフォーカスを何度も繰り返す必要がなく、撮影時間を短縮することができます。

背景ではなく標本のみを取得
標本のマウント位置がスライドごとに一定していない場合でも、低倍率のプレビューで標本の位置を特定したのち、標本のみを高倍率・高解像度で取得する方法が可能です。これにより スライド全体を撮影する必要がなくなり、時間と保存スペースの効率化を図ることができます。 また、取得したその高解像度の画像を用いて、高倍率のタイリング画像を作成することも可能です。(画像の赤い四角は、右に表示したタイリング画像中の1視野を示します)

低倍率のプレビュー(保存は行いません)

高倍率のタイリング画像を取得可能

タイリング画像中の1フレーム
豊富な画像解析ツールボックス
NIS-Elementsには、ハイコンテントイメージングに不可欠な画像解析ワークフローが多彩に用意されています。ユーザーがカスタマイズした解析方法を適用することも可能です。


カスタマイズ可能なセグメンテーションツールにより、組織切片のコロイドを検出できます。


蛍光カラーをセグメンテーションするツールにより、蛍光波長ごとの面積の割合を算出できます。


組織マイクロアレイ上の免疫組織化学染色を自動的に検出できます。
ハイコンテントイメージング
- BioPipeline LIVE
- BioPipeline PLATE
- BioPipeline SLIDE
- ECLIPSE Ji