

Nikon BioImaging Labratories
Europe
アプリケーション

2Dイメージング
さまざまな2Dモデルシステムのイメージングサービスを提供します(幅広いアッセイのポートフォリオ、生細胞/固定細胞のスライド・ディッシュ・マルチウェルプレートサンプルのイメージング、落射蛍光顕微鏡や共焦点顕微鏡によるイメージング、インテリジェント画像取得及びAI解析など)。当ラボのアッセイポートフォリオは幅広い分野に対応しており、ユーザーのニーズに合わせた高度なカスタマイズが可能です。

3Dイメージング
さまざまな3Dモデルシステムのイメージングサービスを提供します(幅広いアッセイのポートフォリオ、生細胞/固定細胞イメージング、タイムラプスイメージング、生物/組織全体のイメージング、落射蛍光顕微鏡や共焦点顕微鏡によるイメージング、インテリジェント画像取得及びAI解析など)。当ラボのアッセイポートフォリオは幅広い分野に対応しており、ユーザーのニーズに合わせた高度なカスタマイズが可能です。

Whole slideスキャン
組織学、病理学、空間生物学(spatial biology)的解析、及び遺伝子発現解析のため、固定標本の明視野または蛍光によるスライド全体のスキャン/イメージングサービスを提供します。

2D/3D細胞生存・毒性、取り込みアッセイ
本サービスでは、細胞の生死や活性の研究用にカスタマイズされた2D/3D培養細胞のバイオイメージング技術を提供します。基本的な細胞生存・毒性アッセイから、3Dスフェロイドにおける細胞小器官の特性評価まで、さまざまな実験が実施可能です。

mRNA定量(smFISH)による遺伝子発現解析
smFISH(single molecule fluorescence in situ hybridization)法は、単一のRNA分子を検出・定量する技術であり、単一細胞における遺伝子発現の時空間パターンの解析に幅広く使用されています。NBILでは、この技術を利用して、新薬候補化合物に対する遺伝子発現解析や空間生物学(spatial biology)的解析などのRNA定量サービスを提供しています。

臓器チップ(Organ-on-chip)アプリケーション
臓器チップモデルは、目的臓器様の状態・形態への分化を促進する「足場」上で培養された細胞において、多細胞レベル及び組織レベルの観察・研究を可能とします。本技術は基礎研究や創薬の分野において、生理学的な知見を得るうえで非常に有用です。
当ラボではNortis、TissUse、Mimetasなどの臓器チップメーカーとも提携しており、ユーザーが現在使用しているモデルシステムにも対応可能です。

画像処理及び画像解析法のカスタマイズ
画像処理は、低シグナル画像の鮮明化から、安定的なセグメンテーションと定量化のための画像の作成まで幅広く活用されており、ほぼすべての顕微鏡実験で不可欠なプロセスとなります。カスタム解析ワークフローは、単一細胞データの収集から、ユーザーの定義する特徴を検出するためのAIネットワークのトレーニングまで、さまざまなアプリケーションに適応可能です。

経内皮遊走(Transendothelial migration)
経内皮遊走(Transendothelial migration:TEM)とは、免疫細胞の血管外遊出プロセスのことです。免疫細胞は、異物や病原体、癌などから私たちの体を守る過程において、血流内を移動して炎症部位に到達します。炎症部位では血管内皮細胞から血管内腔へ炎症性サイトカインが放出されており、それにより免疫細胞が血管壁を通過して組織に侵入し、病原体を排除できるようになります。腫瘍組織への免疫細胞の浸潤における血管外遊出は、T細胞やNK細胞による養子免疫療法などの現代の癌治療における重要なプロセスの1つとなっています。

組織画像のセグメンテーション
組織学的画像解析は、様々な細胞内の物質や構造が染色された組織サンプルの顕微鏡画像が対象となり、医学研究や画像診断において広く利用されています。組織学的画像解析の結果は、臨床上の意思決定や複雑な生物学的プロセスの理解に直接影響するため、その精度の向上は非常に重要となります。