臓器チップ(Organ-on-chip)アプリケーション

臓器チップモデルは、目的臓器様の状態・形態への分化を促進する「足場」上で培養された細胞において、多細胞レベル及び組織レベルの観察・研究を可能とします。本技術は基礎研究や創薬の分野において、生理学的な知見を得るうえで非常に有用です。

当ラボではNortis、TissUse、Mimetasなどの臓器チップメーカーとも提携しており、ユーザーが現在使用しているモデルシステムにも対応可能です。

課題

臓器チップの中は、「広大な三次元空間」であり、観察対象領域を完全にサンプリングするには多大な労力がかかり、データ量も膨大となる可能性があります。また、ボリュームイメージングでは光学収差に起因するさまざまな課題が生じることが知られています。

NBILの解決法

当社のNIS-Elementsソフトウェアには、自動画像取得及び解析ワークフローを構築するための強力なツールボックスが備わっており、収集データの量と質の向上に寄与します。また当社の対物レンズラインアップは、倍率やサンプルの種類に関わらず、高画質のイメージングを可能とします。

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