よくあるご質問(FAQ)

受託研究サービスとは何ですか?

受託研究サービスとは、研究機器・スペース、経験豊富なスタッフへのアクセスなど、研究に関わる様々なサービスを提供する「レンタルラボ」です。本サービスはユーザーの所属、組織の規模に関わらず、研究開発を行う研究者にとって重要なリソースとなっています。

どのようなユーザーが受託研究サービスを利用していますか?

研究受託サービスの利用者は多岐にわたりますが、バイオテクノロジー企業や製薬企業、学術研究コミュニティの利用者が増えています。本サービスは、一時的または長期的なラボ機能の拡張を求める研究室・研究者に特にお役立ていただけると考えています。また、本サービスは、特定の機器を使用しないと得られないデータが必要だが、その機器を購入したり、運用したりするための予算や人材が不足しているバイオテクノロジーのスタートアップ企業にもご利用いただけます。本サービスでは非常に高価かつメンテナンス・アップデートが困難なシステム品を活用していただくことも可能です。

NBILとは何ですか?

NBILでは、顕微鏡観察をベースとするイメージングや解析に関する受託研究サービスを提供します。具体的には、顕微鏡観察からアッセイ開発、サンプル調整、データ取得、解析までのフルサービスを提供しています。スタッフは、生物学や顕微鏡観察、アッセイ開発など長年の経験があります。100年以上にわたって顕微鏡を提供してきたニコンの技術を背景に、イメージング機器やデータ解析ツールを使用したサービスを提供しています。

NBILはどのようなサービスを提供してくれますか?

NBILでは、ニコンの顕微鏡システムとソフトウェアを使用して、イメージング、データ取得、データ解析、アッセイ開発、細胞培養のフルサービスを提供しています。スタッフには、イメージング、データ取得、分析をサポートする生物学者や顕微鏡技術者が在籍しています。サービスの内容とレベルについては、ユーザーのニーズに合わせて個別に設定いたします。ユーザーご自身でデータ取得や解析をし、機器の利用のみを必要とされる場合から、フルサービスのイメージングや解析サービスを必要とされる場合まで、様々なニーズに対応します。

解析内容は、ハイコンテントイメージング(HCI)、ハイコンテントアナリシス(HCA)、3Dイメージング、蛍光イメージング、高解像度イメージング、ラベルフリー(非染色)イメージングなどが可能です。

ニコンのサービスは他社のサービスとどこが違いますか?

ニコンは100年以上にわたって生物科学や医療分野でのイメージングに貢献してきました。NBILは、ニコンの歴史ある光学技術と製品 を生かして、ユーザーの研究・開発を支援しています 。希望する内容によって適切なラボは異なりますが、そのニーズがイメージングや顕微鏡を使用する受託サービスの場合 、NBILは最適な選択肢のひとつになり得ます。

機密情報のセキュリティは確保されていますか?

NBILは、顧客情報のセキュリティ確保のため、多層防御による包括的なデータセキュリティストラテジーを導入しています。これには、ハードウェア、ネットワーク、アプリケーション及び個人のセキュリティが含まれます。またニコンは、提供するデータの完全性とセキュリティを確保するために、業界基準のベストプラクティスを採用しています。

臓器チップ(Organ-on-a-Chip)イメージングとは何ですか?

臓器チップなど生体模倣システム(Microphysiological system:MPS)は、 in vitroで生体の三次元構造と機能の複雑さを模倣することで、生理学的に再現性の高いアッセイを実現する系です 。通常、臓器チップのイメージングには、観察の高速化とイメージング深度の確保に加え、3Dデータを定量化するための解析技術が必要となります。ニコンは、臓器チップイメージングのための最適なデータ取得・解析ソリューションを提供いたします。

生細胞などのサンプルをNBILに送るにはどうすればいいですか?

固定細胞、生細胞のいずれもNBILにお送りいただけます。稀少な生細胞サンプルを輸送する際には、Cellbox GmbHのサービスをご活用ください。本サービスでは、プレートを必要時に何枚も同時かつ安全に輸送することができます。

初回利用はどのようにすればよいでしょうか?

NBILのサービスに少しでもご興味を持たれた方には、ご要望をお伺いして、当社がサポートできる内容について詳細な説明をさせていただきます。いつでも遠慮なくご連絡ください。

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