Digital Sight 10

顕微鏡デジタルカメラ

お手入れ方法

定期的なお手入れ

製品の性能を長く維持していただくために、定期的なお手入れをお勧めしています。

清掃工具

  • 刷毛(先の柔らかいもの)*1
  • 柔らかい布(不織布、木綿布、ガーゼなど)*1
  • ブロワー*2

*1:クリーンルーム内の場合は、クリーンルームワイパーを使用してください。
*2:スプレータイプのブロワーは結露する場合があるので、使用しないでください。

補助品(消耗品)

  • 中性洗剤(製品本体の汚れがひどい場合のみ)

本体の清掃

  • Digital Sight 10本体の汚れは、 F マウントキャップを装着した状態 (または F マウントアダプターに取り付けた状態)で、柔らかい布などで拭き取ってください。汚れのひどい場合は、中性洗剤を薄めてガーゼに少量含ませ、軽く拭いてください。
  • 塗装部分、プラスチック部分、印刷部分には有機溶剤(アルコール、エーテル、シンナーなど)を使用しないでください。変色や印刷文字のはがれの原因となります。
  • マウント内部、撮像素子、COLOR フィルター、IR フィルターのごみは、ブロワーを使って吹き飛ばすだけに留めてください。

マウント内部の清掃について —ブロワーで取り切れない汚れの清掃—

マウント内部の清掃はブロワーを使ってごみを吹き飛ばすだけに留めてください。その際、内部の部品には触れないように注意してください。特に撮像素子には触れてはいけません。万一、撮像素子に触れてしまった場合や、撮像素子にブロワーで除去できない汚れが付着した場合は、以下の手順に従って清掃してください。

清掃用品

詳細

無水エタノール

クリーニングスワブ (指定)

24mm クリーニングスワブ「SKU.1696」(K&Fconcept 社製)

指定のクリーニングスワブはDigital Sight 10 のご購入先からお買い求めいただけます。あるいはオンラインショッピングサイトAmazon からもご購入可能です。

注意事項
• 一度使ったクリーニングスワブは使用しないでください。
• ひと拭きごとに新しいクリーニングスワブを使用してください。
• 汚れを除去できない場合は、Digital Sight 10 のご購入先に清掃を依頼してください。
• マウント内部の清掃は、お客様の自己責任にて行ってください。

清掃手順

(1) クリーニングスワブにエタノールをつけます。

(2) Digital Sight 10 のF マウント越しにクリーニングスワブを差し入れ、撮像素子の左右どちらかの端にクリーニングスワブの先端を軽く接触させます。

(3) 撮像素子の端から端へ、軽く「ひと拭き」で清掃します。(拭くスピードは端から端まで1 秒程度)

汚れが取り切れない場合は、クリーニングスワブを新しいものに替えて (1)~(3)
の作業を繰り返します。