株式会社ニコン ヘルスケア事業部 顕微鏡ソリューション | Japan
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生細胞タイムラプスイメージング装置

培養から高感度タイムラプス画像取得・解析まで、 これ一台で簡単に!

BioStation IM-Qは、コンパクトなボディにインキュベーター、顕微鏡、高感度冷却CCDカメラを搭載。

培養とイメージングに必要なすべての要素が一体化されているので、信頼性の高いタイムラプスイメージングが安定した環境下で簡単に行えます。

さらに、長時間観察で大きな問題となるフォーカスドリフトを、温度、振動の側面からも解消し、失敗のないタイムラプスイメージングを実現。また、暗室不要で蛍光タイムラプス画像取得が可能。

解析ソフトウェアで定量化まで行えます。

ダウンロード 生細胞タイムラプスイメージング装置 BioStation IM-Q (1.45MB)


特長・機能

高感度冷却CCDカメラを搭載

高感度のモノクロ冷却CCDカメラを搭載。高感度により露出時間を短縮できるため、蛍光の褪色を軽減し、サンプルに与えるストレスを抑えます。さらに、冷却機構により熱ノイズの発生を防ぎ、微弱な蛍光も確実に捉えます。

迷光を排除するためのノイズターミネーター機構を蛍光装置に採用し、ノイズの少ない、高S/N比の画像を実現しました。


細胞にやさしい環境を維持

培養、観察、画像取得の3つの機能を省スペースに凝縮。タイムラプス観察システム構築に必要とされた面倒な調整も一切不要です。これ一台だけで、生きた細胞の反応を、より自然に近い状態で観察・記録することができます。


数日間にわたる撮影にも、常にフォーカスをキープ

内蔵のヒーターとファンによって、チャンバー外部や顕微鏡まで含めた温度を精密に制御。

また、焦準機構には熱膨張を起こさない素材を採用。温度変化によるフォーカスドリフトを

解消し、数日間の長期にわたる実験においても、失敗のないタイムラプスを可能にします。

BioStation IM-Qは、ステージではなく、対物レンズを動かすことにより、ディッシュを全く動かす

ことなく観察点を移動でき、細胞へのストレスも低減します。


フォーカスドリフトのない長時間タイムラプス画像の取得

パソコンからの簡単操作

PCからのフル電動制御を実現。顕微鏡やカメラの操作に慣れていない方にも、簡単に観察・撮影が可能。培養ディッシュをセットし、GUI上で撮影条件を設定するだけで、タイムラプス画像取得が自動的に行えます。

1。培養容器をチャンバーにセット


2。. ライブ画像を見ながら撮影条件を決め、タイムラプススタート

❶ ライブ画像のXYZ移動

❷ 撮影条件を設定

❸ 撮影チャンネル・倍率を選択

❹ 撮影インターバルを入力

❺ タイムラプス撮影をスタート


3。画像取得・解析

Z座標指定ファイル出力

Zスタック画像の中から任意のZ軸画像を時間ごとに選択して動画出力が可能。

細胞分裂などによるピント位置の変化にも柔軟に対応できます。


ストリーミング撮影

10fpsでの高速撮影を、指定した時間間隔で行います。

心筋細胞の拍動などの速い動きも逃さず記録できます。


エルゴコントローラー

顕微鏡と同様の感覚でXYZ制御できるエルゴコントローラー。

倍率や蛍光フィルターの切替え、撮影・観察方法の切替え、蛍光シャッターのON/OFFなども行えます。


広視野表示

画像のタイリングによって6mm×6mmの広範囲を表示することが可能。標本の全体像が観察できるため、タイムラプス観察を行うポイントを容易に選択して指定できます。


画像統合ソフトウェア NIS-Elements AR

  • オプション

ニコン独自の顕微鏡用画像統合ソフトウェアNIS-Elements ARは、6次元までの多次元画像の取得から画像処理、解析データの管理まで可能です。わかりやすく使いやすいインターフェースで、大量の多次元Zスタックシーケンス画像も簡単に整理・データベース化できます。複雑化する高度なアプリケーションに対応する各種のオプション機能も充実しています。

デコンボリューション

厚みのある標本や蛍光像を撮影したときに発生しやすいボケやにじみを画像から除去できます。


セルカウント

二値化した結果に対するオブジェクトカウントや面積、輝度などの変化を解析できます。


スライスビュー

XY、XZ、YZ面の断面像が、一画面上で確認できます。


立体再構築

取得したZスタック画像から3次元画像を構築できます。


BioStationシリーズ専用画像解析ソフトウェア CL-Quant

  • オプション

位相差像での自動認識を実現!

無染色(ラベルフリー)の位相差画像の中から細胞領域を自動的に認識して計測します。従来の2値化処理ではなく独自のアルゴリズムを用いることで、非侵襲に定量的な解析が行えます。学習機能により、認識精度を向上させることも可能です。
解析例:セルカウント、スクラッチテスト、成長曲線、トラッキング、ステムセルコロニー解析など

スクラッチアッセイの定量化

細胞が遊走していく過程を位相差観察(2日間のタイムラプス観察)し、 細胞が存在しない領域(青)を自動抽出させた。細胞が存在しない領域の面積の減少をグラフ化した(右)。


アプリケーションの幅を広げるオプション機器。

  • オプション

4連ディッシュチャンバー

4連ディッシュを自動的に切り替えながら1ウェルごとに撮影します。一回のタイムラプス実験において4つの異なる条件での観察が同時進行で行え、比較解析も容易です。

対応容器:Nalge Nunc社Lab-Tek™ 4ウェル
chambered coverglass(No.155383)


ニコンが開発した、マルチサンプル観察が可能な4分割ディッシュ

1枚のディッシュでマルチサンプルの観察が行えます。メニスカス防止カバーの採用により、溶液表面のレンズ効果によるディストーションを防ぎ、より精度の高い位相差観察が可能になります。

BioStation IM-Qには、4分割ディッシュ用の位置決めアダプターをご用意。ソフトウェアの専用モードにより、観察ポイントを4分割の象限に割り付けることができます。

対象機種:CELL-S2モデル


インキュベーター内に設置可能な投薬ユニット*

装置本体を開閉することなく、培養環境を維持したまま薬液投与・培地交換が行えます。長期タイムラプス観察や薬効の判定などが可能になります。

*4連ディッシュチャンバー、4分割ディッシュと同時には使用できません。

・コンパクトサイズで装置のインキュベーター内に収まるため、培地や薬液を培養環境と同じ温度で保つことができます。外付けの保温機器が必要ありません。

・すべてのパーツがオートクレーブ(高温高圧蒸気による滅菌)可能です。


インキュ溶液ボトルを2本設置した場合

溶液ボトルが2本設置できます。薬液と培地をそれぞれのボトルにセットし、薬液の投与後に培地によるウォッシュアウトを行うことで、薬効をより正確に確認できます。

*溶液ボトルを加圧するにはシリンジポンプまたは蠕動ポンプが必要です。