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大阪大学・ニコンイメージングセンターシリーズセミナー第21回

スピーカー:

  • 城村 由和 先生

    金沢大学 がん進展制御研究所 がん・老化生物学研究分野 教授
    金沢大学 進学術創成研究機構老化統合システム研究ユニット ユニットリーダー

近年、老化細胞が個体の加齢に伴い様々な組織に蓄積すること、遺伝的手法での個体からの老化細胞除去により老化形質の発現が遅れることが示され、老化細胞を個体からの除去可能な薬剤の開発は健康寿命の延伸につながると考えられる。我々はグルタミナーゼ阻害剤や免疫チェックポイント阻害剤が老化細胞除去法として有効であり、様々な加齢性変化や動脈硬化症などの加齢関連疾患などの症状を改善できることを明らかにした。本発表ではそれらの知見について解説するとともに、新たな老化細胞制御法の可能性についても紹介したい。

主催:

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