アプリケーションノート

HUMIMIC Chipを使用した3D生体組織の共焦点イメージング

2022年6月

本アプリケーションノートでは、人体を模倣した構造を持つTissUseのHUMIMIC Chipを用いた腸モデル、骨髄モデルおよび血管組織モデルを紹介する。組織特異的なマーカーを蛍光標識し、共焦点顕微鏡で観察することにより、チップ内で作成された組織が生体組織と同じ構造を形成していることを確認した。これらのモデルを活用することにより、実験動物モデル(ヒトとは生理学的に異なる)と、標準的なin vitroアッセイ(ヒト由来細胞であるにも関わらずヒトの生理学的状態を再現できない)との間のギャップを埋めることができる。