アプリケーションノート

マウス皮質興奮性ニューロンの3D高解像度共焦点イメージングにより、動態、制御、機能の異なる多様な樹状突起棘を解明

2021年11月

本アプリケーションノートでは、ニューロンを強力な蛍光で標識し、Nikonレーザースキャニング共焦点イメージングのパラメーターを最適化し、取得画像に対してNIS-Elementsソフトウェアにより反復3Dデコンボリューションを行った(Zaccard、et al., 2021)。この手法により、シナプス前およびシナプス後マーカーと関連付けて個々の棘突起を可視化し追跡することが可能になり、動態、長さ、寿命、制御、機能などの異なるさまざまな棘突起のサブタイプが明らかとなった(Zaccard et al., 2020)。