構造化照明顕微鏡法(Structured Illumination Microscopy)の原理
ストライプ状照明から生まれるモアレ縞を読み取り、画像処理で構造を復元
ある特定の濃淡パターンで照明することを「構造化照明」といい、標本の微細構造の上にストライプ状の照明パターンを重ねると、モアレには回折限界を超える細かい標本の情報も変調されて含まれているため、モアレを撮像して、画像演算によって元の構造を復元することで、顕微鏡の分解能を超えた細かい構造もイメージング可能になります。これが、構造化照明顕微鏡法です。