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大阪大学・ニコンイメージングセンター シリーズセミナー第11回 「組織透明化技術に適応可能な蛍光分子プローブの設計と生体微小環境イメージング」

スピーカー:

  • 山東 信介 教授

    東京大学大学院 工学系研究科

蛍光分子イメージングは高い感度と分解能を実現し、生体システムにおける主要な分子計測法となっています。一方、光の透過性の問題から生体深部の事象を捉えることが難しい。この点を克服する技術として、組織透明化技術が発展しています。組織透明化技術では、計測時の生体組織の屈折率を調整し光の透過性を高めています。本技術を用いることで全組織や個体レベルでの1細胞イメージングも可能になりつつあります。ただし、組織透明化技術に適応可能な蛍光分子プローブは未開拓の領域です。
本講演では、組織透明化技術に応用可能な蛍光分子プローブについて概説するとともに、蛍光分子プローブを用いた生体微小環境イメージングにおける我々のTrialについて紹介し、議論していきます。

※本ウェビナーのアーカイブ配信は予定していません。

主催: