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イメージングで垣間見るヒト受精卵の発生メカニズム

スピーカー:

  • 甲斐 義輝 先生

    山下湘南夢クリニック 高度生殖医療研究所 研究室長

補助医療において顕微鏡観察は必須の手技であるが、ヒト受精卵の発生を日々観察する中で、細胞内では一体どのような事象が起きているのかと頭を悩ませることはないだろうか。  

本ウェビナーでは「不受精」と「2細胞期胚に頻発する多核」に焦点を当て、そのメカニズムの一端をイメージングにより明らかにした事例を紹介したい。「不受精」に関しては原因解明から短期間で治療成功へと繋がった症例について、「2細胞期胚に頻発する多核」に関しては第一卵割時の紡錘体形成機構が染色体の不安定性に繋がっている可能性についてご紹介する。我々の得た知見がヒトの受精と初期胚発生への理解を深め、臨床における問題解決の一助となれば幸いである。

主催: