ニワトリがんウイルスから情報伝達可視化へ
2024-03-19
午後04:00(日本時間)
スピーカー:
松田 道行 先生
京都大学 生命科学研究科/医学研究科 教授
細胞内情報伝達研究の源流は20世紀初頭のPeyton Rousや藤浪鑑らによるニワトリ肉腫ウイルスの発見に遡る。この研究は1970年代のがん遺伝子ハンティングの時代を経て、1990年代のタンパク質問相互作用ネットワーク研究へと発展していった。世紀が変わる頃に蛍光バイオセンサーが開発され、今や多光子顕微鏡を用いて生きたマウスでの細胞内・細胞間情報伝達が可視化できる時代となっている。
主催: