Webセミナー

MPSシリーズセミナー「腸管MPSの開発と応用」

スピーカー:

  • 高山 和雄 先生

    東京科学大学 総合研究院 難治疾患研究所 人体模倣システム学分野 教授

生体模倣システム(MPS)は、機能的・構造的に成熟した臓器ユニットを体外で再構築する技術として注目されている。我々はこれまでに、腸管の多層構造を有するMPSの構築に成功しており、本システムは腸管特有の粘膜構造を再現可能である。特に、腸粘膜に障害を伴う各種腸疾患のためのモデルとしての応用が期待されている。本発表では、腸管MPSの開発過程と機能評価の概要を紹介し、あわせてMPS技術の現状と今後の課題について考察したい。

主催: