ゼブラフィッシュを用いた蛍光イメージングによる血管新生制御メカニズム
2024-09-05
午後04:00(日本時間)
スピーカー:
福原 茂朋 教授
日本医科大学 先端医学研究所 病態解析学部門 大学院医学研究科 分子細胞構造学分野
ゼブラフィッシュは、臓器の発生や構造がヒトと類似した脊椎動物であり、生命科学や医学研究において有用なモデル動物である。また、ゼブラフィッシュの胚は透明であるため、蛍光イメージング技術を応用することで、生体内の生命現象を生きたまま観察することができる。われわれは、ゼブラフィッシュを用いた蛍光イメージングにより、血管新生の制御メカニズムを研究している。血管新生は、血管内皮細胞が新たな血管網を構築する形態形成プロセスであり、個体の発生や成長、創傷治癒、がんなどの様々な疾患と密接に関連する。本セミナーでは、われわれが実践している蛍光イメージングによる血管新生研究について紹介したい。
主催: