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大阪大学・ニコンイメージングセンター シリーズセミナー第12回 「エクソソームを介した臓器連関:病態寄与機構と疾患バイオマーカー解析」

スピーカー:

  • 星野 歩子 准教授

    東京工業大学 生命理工学院

エクソソームとは、全ての細胞が産生している微小胞で、細胞のゴミ処理機構として知られていましたが、近年、細胞間での情報媒体としても機能していることが分かりました。
我々はこれまでに、がん細胞は「エクソソーム」をいち早く転移先の臓器に送り込み、その環境を変えることでがん細胞が転移できる場所を作り上げることを明らかにしました。
今回はエクソソームがどの様にがんの転移先を規定するのか、そしてがん以外の疾患に関わるエクソソームを介した臓器連関についても、現在行っている研究内容を踏まえてお話しさせていただきます。

主催:

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