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大阪大学・ニコンイメージングセンターシリーズセミナー第29回

Speaker:

  • 杉浦 悠毅 先生

    京都大学大学院医学研究科附属 がん免疫総合研究センター マルチオミクス・プラットフォーム 特定准教授

生理活性分子は、個体の生理機能を緻密に制御するが、その作用部位は必ずしも自明ではない。一例として、低分子神経伝達物質の組織内可視化(どこにあり、どのように変化するのか)は困難であり、精神薬開発の障壁となっている。高感度イメージング質量分析は、pg/tissue-mg生理活性分子の局在特定に有効であり、モノアミンやステロイドホルモンの可視化を可能にしてきた。さらに、三連四重極型質量分析計を用いた新技術により、極微量のプロスタグランジンを高解像度でイメージングすることに成功した。

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