14.
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使用する対物レンズ
対物レンズは「Oil」の表示がある油浸対物レンズを使用します。
また、レンズの先端部の黒色のラインは、油浸対物レンズであることを示します。
準備するもの
油浸対物レンズ専用のイマージョンオイル、使用後の清掃のためのレンズペーパーと、ベンジン又は無水エタノールを用意します。
イマージョンオイルの滴下
観察したい部位を探すために使用した対物レンズを少し回して、光路から外します。
標本上( コンデンサーレンズの上方 )にイマージョンオイルを滴下し、気泡が入らないように注意しながら、100X対物レンズをゆっくり光路に入れます。
気泡の有無の確認
左右いずれかの接眼レンズを抜き取り、開口絞りを全開にして、鏡筒内部を覗き対物レンズの瞳(円形に明るく見える)を見た時、図のように気泡が見える場合は除去します。
気泡除去の方法
気泡の除去は、①と②を繰り返します。
①レボルバーを少し回して、油浸にしている対物レンズを1~2回程度往復させる。
②オイルが不足している場合は、オイルを更に加える。
①と②の操作を試しても、気泡が除去できない場合は、オイルを一度拭き取り、油浸操作をやり直します。
※容器中のオイルに気泡が入らないよう、オイルを滴下した後は、ノズルを鉛直上方に向けて摘まんだ指を緩めるようにします。
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