視度を調節する目的
- 一般に、左右の眼の視度差は個人によって異なるため、左右の接眼レンズそれぞれに付いている視度補正環を観察する人の視度差に合わせて、観察する時の疲労を最小限にします。
視度調節作業の流れ
- 以下の流れで視度調節を行います。
- ①粗動フォーカスノブを回してステージを上限まで上げておき、10X 対物レンズでフォーカスノブを回して、ステージを下げながら標本に焦点合わせ。
- ②40X 対物レンズに切換え、再度標本に焦点合わせ。
- ③再度、10X対物レンズに切換え、左右の接眼レンズの視度補正環を回して別々に焦点調節を行い、②と ③を 2 回繰り返して左右の接眼レンズの視度差をなくす。