アプリケーションノート

高速ポイントスキャン共焦点顕微鏡を利用した、オンチップ生体培養の定量三次元解析

2021年1月

Organs-on-chips(臓器チップ)は、標準的な二次元組織培養システムよりも、生体組織の三次元構造および機能の複雑さを忠実に再現できます。しかし、この高度な細胞培養プラットフォームの画像取得をベースとするアプリケーションにおいては、技術的な課題があります。本アプリケーションノートでは、ニコンのA1R HD25ポイントスキャン共焦点顕微鏡およびCFI S Plan Fluor LWD 20XC対物レンズ、NIS-Elementsソフトウェアを使用して、Emulate社のOrgan-Chipプラットフォーム上で生細胞を高速かつ深部まで定量的にイメージングした例を紹介します。