アプリケーションノート

微分干渉および共焦点による、イネいもち病菌感染関連形態形成イメージング

12月 2021

いもち病はイネの最も深刻な病害である。子嚢菌門の一種であるイネいもち病菌(Magnaporthe oryzae)はイネいもち病を引き起こす半活物寄生性病原体として知られており、いもち病菌がイネの葉、茎、穂に感染すると米の収量の大幅な低下を引き起こす。この病害に対する新たな防除法の確立や耐性のあるイネ品種の開発を目指すためには、いもち病菌とイネの間の遺伝子間およびタンパク質間相互作用の詳細を明らかにすることが重要である。本アプリケーションノートでは、東京農業大学 の齋藤宏昌先生らによって報告された、植物ー病原菌相互作用中の差次的遺伝子発現評価手法を用いた新規病原性遺伝子の同定に関する論文における、CFI アポクロマート Lambda S 40XC WI対物レンズを用いた微分干渉と共焦点によるイメージングの活用事例について紹介する。