アプリケーションノート

ICSIの最適なパラメーター高精度の光学機器でICSIを完全なものに

2019年10月

現在、全世界の20-44歳のカップルで少なくとも12か月以上の不妊の有病率は約9%と推定されています。不妊治療の過程で主に2つの受精技術が使われています。IVF(体外受精)とICSI(顕微授精)です。ICSIは全世界の治療法のおよそ66%、従来の体外受精はおよそ33%行われています。ICSIは卵子の50%から80%を授精させることができ、2014年のヨーロッパでは胚移植後の平均妊娠率は、ICSI実施後約33%でした。妊娠率に他の要素が関与しているにしても、妊娠率を高めるにはICSIの成功率を最大化することが第一歩です。チューリッヒのOVAクリニックでは、ICSIの授精率は80%~90%と高いものでした。この資料では、高精密な機材と最適な調整によっていかにICSI治療を最適化できるかについて述べてあります。