アプリケーションノート

生きた骨組織内の骨芽細胞と破骨細胞の相互作用を可視化する技術を開発

2021年8月

大阪大学大学院医学系研究科の石井優教授(免疫細胞生物学)らの研究グループは、組織深部の観察が可能な多光子共焦点レーザー顕微鏡システムA1R MP+を使用して、生きたままの骨の内部を観察し、新しい骨を造る“骨芽細胞”と古い骨を溶かす“破骨細胞”を同時に可視化する技術を開発した。本アプリケーションノートでは、生体骨組織内において、骨芽細胞と破骨細胞が直接接触しコミュニケーションをとる瞬間を捉えることに世界で初めて成功した例を紹介する。