専門家によるサポート

NBIL-Leidenでは、画像取得サービスや、細胞培養、サンプル準備、データの取得や解析について豊富な専門知識と経験を有しています。提供するサービスの内容や程度を、お客様ごとのニーズに応じてきめ細かく決定します。お客様にとって必要なサポートとは何かを検討し、ご提供することのできる、我々の専門家チームにどうぞお任せください。

Volodymyr Nechyporuk-Zloy博士
Nikon BioImaging Labマネージャー

Ziryan Othman博士
Nikon Europe B.V.
バイオテクノロジーソリューション・チームリーダーおよびセルソリューション・プロダクトマネージャー

本項目は、Nikon BioImaging Lab -Leiden-で提供するアプリケーションと技術についてご紹介しています。日本でのサービスをご希望の方は、Nikon BioImaging Lab -Shonan-へお問い合わせください。


Dr. Volodymyr Nechyporuk-Zloy

Volodymyr Nechyporuk-Zloy博士

経歴

1997年および1999年に、国立Kyiv-Mohyla Academy大学において生物学の理学士号と修士号を取得。2007年にイエナのFriedrich Schiller大学において生物物理学の理学博士号を取得。2000年から2003年にかけて、イエナのInstitute of Molecular Biotechnologyにおいて、Eberhard Unger教授の下で、γ-チューブリンに関する生化学・分子細胞生物学を研究。2004年から2007年まで、Muenster大学の博士課程において、Albrecht Schwab教授の下で、移動細胞におけるカルシウム感受性K+チャネルの追跡について研究。2007年から2009年まで、オーフスのInterdisciplinary Nanoscience Centerにおいて、Victoria Birkedal教授の下で、DNAとRNAの構造に関する一分子FRET研究を行い、博士研究員課程を修了。

2009年から2014年にかけて、イメージング技術者としてグラスゴー大学のWellcome Trust Centre for Molecular Parasitologyにおいて、自身のイメージング施設を率いる。超解像技術である多光子STEDの開発と製品化に従事するとともに、一般的な光学顕微鏡のコア施設の管理とサポートを担当。長時間高感度ライブセルイメージングや、顕微鏡イメージング教育(免疫学修士課程)、スタッフトレーニングなどのプロジェクトにおいて、顕微鏡や画像取得解析システムに関する幅広い経験を積んでいる。

2014年に、オックスフォード大学のケネディリウマチ研究所に移籍し、一分子イメージングをはじめ、共焦点イメージング、超解像イメージング、ライトシートイメージング、多光子イメージング、生物個体イメージングなどの全領域に対応する新しい顕微鏡イメージング施設を整備。さらに、2018年からは、Botnar Research Centreのイメージング施設の管理を任される。

これまで合計で16か所のイメージング・画像解析システムを担当し、機器の利用率を8.5倍に向上させ、150人以上のユーザーをサポートしている。

2021年からは、高度なイメージング技術の基礎研究への適用をさらに推進し、ヒトの疾患の治療へ役立てることを目的に、ライデンに移りNikon BioImaging Labの管理に従事。

主な学術論文:

Laidlaw SM., Marukian S., Gilmore RH., Cashman SB., Nechyporuk-Zloy V., Rice CM., Dustin LB. 腫瘍壊死因子が、インターフェロンとは無関係に、C型肝炎ウイルスの肝臓細胞間の拡散を阻害 (2017), Gastroenterology, 153, 566 - 578.e5

Beerens N., Jepsen MDE., Nechyporuk-Zloy V., Krüger AC., Darlix J-L., Kjems J., Birkedal V. 一分子FRET観察で解明された、HIV-1ゲノムへのtRNAアニーリングにおけるプライマー活性化シグナルの役割 (2013), RNA, 19, 517 – 526

Sacitharan P., Zarebska J, Nechyporuk-Zloy V., Stott, B., Curtinha M., Parisi I., Bou-Gharios G., Edwards J., Vincent T.L. (2016). SIRT1の喪失が、軟骨細胞のオートファジーを阻害し、軟骨老化の加速と実験的変形性関節症に関連. Osteoarthritis and Cartilage. 24. S145

Beerens N., Jepsen M., Nechyporuk-Zloy V., Krüger A., Darlix J-L., Kjems J., Birkedal, V. 一分子FRET観察で解明された、HIV-1ゲノムへのtRNAアニーリングにおけるプライマー活性化シグナルの役割 (2013) RNA (New York, N.Y.). 19 (4)

Trenaman A., Hartley C., Prorocic M., Passos-Silva DG., van den Hoek M., Nechyporuk-Zloy V., Machado CR., McCulloch R. トリパノソーマ・ブルーセイBRCA2がライフサイクル固有のゲノム安定性プロセスに作用し、BRCリピート数依存性のRAD51核内動態を決定 (2013), Nucleic Acids Res, 41, 943 – 960

Schwab A., Nechyporuk-Zloy V., Gassner B., Schulz C., Kessler W., Mally S., Römer M., Stock C. 移動細胞におけるカルシウム感受性カリウムチャネル(hK(Ca)3.1)のダイナミックな再分布 (2012), J Cell Physiol, 227, 686 – 696

Ziryan Othman博士

Ziryan Othman博士

経歴

オランダ、ブレダのAvans大学を卒業し、生物学と医療検査科学の理学士号を取得。アムステルダム大学で法医学科学の修士課程を修了。Twente大学において、組織再生グループのClemens van Blitterswijk教授の下で博士課程に入り、その2年後にマーストリヒト大学のメルン研究所に移籍。博士課程では、幹細胞および組織の再生メカニズムを骨格組織に焦点を当てて研究

2007年から2008年と2010年から2012年のあいだ、CellCotec(現CartiOne)で研究科学者として従事。自己由来細胞を用いて、損傷した関節軟骨組織を修復する方法を開発。

2015年から2017年までは、4BlueCellsの共同創設者であり、生物学的ノウハウと先進の顕微鏡イメージングを組み合わせてユニークなアート作品を提供することを目指して製品開発を行う。

現在は、Nikon Europe B.V.のバイオテクノロジーソリューション・チームリーダー、セルソリューションの欧州プロダクトマネージャーおよび欧州バイオテクノロジーコーディネーターに従事。

主な学術論文:

Z. Othman, R.J.C. Mohren, B. Cillero-Pastor, Z. Shen. Y.S.N.W. Lacroix, A.P.M. Guttenplan, Z. Tahmasebi Birgani, L. Eijssen, T.M. Luider, S. van Rijt, P. Habibovic.骨誘導性の異なるリン酸カルシウムセラミックに対する、hMSCの挙動を比較プロテオーム解析 (2020), Materials Today Bio

Z. Othman, H. Fernandes, A. J. Groot, T. M. Luider, A. A., D. de Melo Pereira, A. P. M. Guttenplan, H. Yuan, P. Habibovic. リン酸カルシウムセラミックによる骨誘導におけるENPP1/PC-1の役割(2019), Biomaterials

Z. Othman, B. Cillero Pastor, S. van Rijt, P. Habibovic. プロテオミクスを使用した、生体材料と生物学的システムの間の相互作用の理解 (2018), Biomaterials

C. B. S. S. Danoux, D. C. Bassett , Z. Othman, A. I. Rodrigues, R. L. Reis, J. E. Barralet, C. A van Blitterswijk, P. Habibovic. 複合材料を使用し、hMSCにおけるカルシウムとリン酸イオンのそれぞれの影響を解明(2015), Acta Biomaterial

D. I. Kasahara, M. E. Poynter, Z. Othman, D. Hemenway, A. van der Vliet. アクロレイン吸入は、リポ多糖誘発性炎症性サイトカイン産生を抑制するが、急性気道好中球には影響しない(2008), The Journal of Immunology